平成30年度事業報告
総 括
山古志を訪れる方々が震災からの復興視察から景観等を楽しむ方々へ移行しつつあります。
先人達から受け継いできた"美しい山古志"が、多くの方より評価されていることを誇らしく感じています。山古志地域の魅力を発信しながら新たな地域づくりへとすすんでいく活動に重点をおく事業展開を行いました。
1. クローバーバス事業
山古志地域住民の生活交通としての機能を担ってきたクローバーバスですが、少子化の影響で利用者数が減少しております。利用状況等を検証し、利便性の向上および効率化を図っていきます。
【実績】H30.4.1~H31.3.31 16,614名(前年比-993名)
H20.7.1~累計 355,956名(H31.3.31現在)
2.現地視察・おらたる運営事業
やまこし復興交流館「おらたる」の運営を通じて山古志地域の魅力をSNSなどで発信しました。また「地域の防災力、個人の防災力」を高めるための、中越地震の被災経験や災害、防災に関する知恵や情報を発信しました。また、中越地震被災地視察会をコーディネートし、視察案内を行いました。
【実績】視察案内1団体 62名(事務局受付) H19~累 94団体 2,447名(H31.3.31現在)
他被災地の受入
20団体 212名(おらたる受付)
住民ガイド 115件 2,679名 、語り部 16団体 377名
防災学習プログラム 7団体 247名
おらたる来館者数 33,941名 H25~累計 172,790名
3.防災体験・学習事業(越後雪かき道場)
13冬目となる越後雪かき道場は、これまで開催してきた地域での継続的な開催と、豪雪時の備え及び都市と地域との交流拡大のツールとして展開しました。
越後雪かき道場®が12年にわたって「Snow
Safety(除雪安全)」と「Snow Rescue(除雪ボランティア)」に取り組んできた活動を活かした開発(ハード面)を進めてきました。
また、この活動を活かした更なる展開(ソフト面)を検証しています。
越後雪かき道場の活動が内閣総理大臣表彰を受け、受賞記念祝賀会(平成30年11月30日(金))を開催しました。
【実績】4会場、参加人数計 92名、H19~累計 1,568名(H31.3.31現在)
4.その他事業
地域(全集落)の住民が一堂に集い、楽しく交流できる機会を提供することで、地域全体の一体感が醸成でき、地域全体の更なる活性化に繋げることを目的に「やまこし夏まつり2018」を開催しました。
【実績】開催日 平成30年8月26日(日)参加人数 180名
5.やまこし復興交流館のリニューアル計画
来館者の満足度向上とリピータの増加および地域住民の憩いの場となるような改修工事を行い平成31年3月9日(土)にリニューアルオープンした。
6.H30年度活動計算書
参照:H30決算報告書.pdf