平成25年度事業計画

事業実施の方針

(1) 運営体制

地域住民が主体の組織体制として、より地域に密着した組織として本格的に活動していくとともに、やまこし復興交流館の運営に伴い新規に職員を雇用するなど、人員配置を強化していく。 また、地域交通の問題のみならず地域の潜在的な課題を解決するため、中越大震災復興基金に追加された新事業「地域経営実践事業」に申請し、持続可能な地域コミュニティや地域経営の確立を目指すとともに、これからも安心して暮らしていける中山間地の実現に向け、各種の 事業を積極的に遂行していく。

(2) クローバーバス事業

H25年度は、運行財源の復興基金の最終年度であるが、H26年度からも長岡市補助金に円滑に移行できるよう、交通政策課等の関係機関と綿密に討議を重ねていく。 また、会員制のバス運行から過疎地有償運送に運行体制が変わるため、受益者負担の原則から利用者への運賃徴収が必要となってくる。そのため、利用実態に合った詳細な試算を行っていくとともに、会員へのきめ細かな説明を行い、ご協力とご理解を得ていく。それに伴い、運転業務にかかわる職員に対して安全運転講習や、運行管理責任者に関する講習を受講し、新しい運行体制の準備を進めていく。

(3) 被災地視察案内

中越地震の経験を貴重な「資源」ととらえ、防災学習・災害研究の拠点の最前線(フロンティア)として、全国から被災地視察案内を継続して受け入れるとともに、東日本大震災の復興へのノウハウを提供していく。 また、今秋に開館 予定の中越メモリアル回廊の一翼を担う施設「やまこし復興交流館」を、地域経営実践のエンジンとなる交流拠点施設 として位置づけ、中越大震災の教訓と知見を伝承する施設として活用していく。

(4) 越後雪かき道場

豪雪時の備え及びボランティアと中山間地域との交流拡大のツールとして定着させていくともに、昨年度開発した雪下し用の命綱に関して安全講習会を開催したりパンフレットを作成したりすることにより、事故軽減の啓発活動を行っていく。特に、アンカー設置の問題に関しては、地元をモデル地域として「雪下ろし事故ゼロモデル地区」を推進していく。


平成25年度事業報告

総括

中越大震災復興基金と長岡市からの補助を受けて会員制無料バス(以下、クローバーバスという。)の運行を行ってきた。また、中越大震災の被災経験を活かし、やまこし復興交流館「おらたる」の運営や被災地視察会などを通じて防災力の向上に繋がる発信を行った。 やまこし復興交流館「おらたる」を地域の活性化および地域内外との交流の拠点施設として活用できるように試行錯誤を続けている。 

1. クローバーバス事業

平成20年7月から運行を開始したクローバーバスは、中越大震災復興基金の補助期間終了に伴い平成26年3月31日で終了した。山古志地域・太田地区住民の生活の足として皆様に支えられて運行してきたクローバーバスも会員の皆様のご理解とご協力のもと、大きな事故もなく無事に終了することが出来た。 また、平成26年4月1日からは長岡市の補助により過疎地有償運送として運行を開始することが決定した。引き続き会員の皆様にはご協力とご協力をお願いしたい。
【乗車実績】H25.4.1~H26.3.31、37,455人(H20.7.1~H26.3.31、219,616人)

2. 被災地視察案内

「地域の防災力、個人の防災力」を高め、中越地震の被災経験や災害、防災に関する知恵や情報を伝えるため、やまこし復興交流館「おらたる」の運営を受託した。
【H25.10.23オープン、H27.3.31までの来館者数は9,601名(H26.3.31現在)】
また、中越地震被災地視察会をコーディネートし、平成25年度は県内外から5団体126名の視察案内を行った。
【昨年比1団体49名減少、H19~累計72団体1,938名(H26.3.31現在)】

3. 越後雪かき道場の開催

8冬目となる越後雪かき道場はH18年の豪雪の経験を踏まえ、これまで開催してきた地域での継続的な開催と、豪雪時の備え及び都市と地域との交流拡大のツールとして展開した。 また、「防災」と「ツーリズム」プログラムの確立、相次ぐ転落事故対策「命綱講習」を開催した。さらにコメリと共同開発した命綱を実際に取り付けるためのアンカーを屋根に設置し実証実験を行うなど、事故対策の研究に取り組んだ。
【開催日及び会場】1/19 川口木沢、1/25~26 十日町池谷、2/1~2 富山県南砺市、2/8~9 山古志種苧原、2/10~11 川口木沢(4会場で5回開催、参加人数計119名)

4. その他の事業

中越大震災復興基金の地域経営実践支援事業メニューを活用し、クローバーバスの利用が困難な方や買物弱者の救済を目的に生活サポート便の運行を行い、また、除排雪問題への取り組みとして研究会を立ち上げて、過疎高齢化が進む中山間地の課題解決に向けて活動した。

5. H25年度収支計算書

参照:H25年度収支計算書(pdf)


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