令和2年度事業計画


令和2年度事業報告

総括

令和2年度NPO法人 中越防災フロンティア事業報告書

山古志地域の過疎・高齢化による地域の共助機能の低下が年々深刻化しています。移住定住 推進事業にも取り組んでおりますが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で思うような事業 展開が出来ませんでした。本年度はコロナ禍が収束した後の交流人口・関係人口の拡大準備に 注力し、全国のモデルとなり得る山古志を目指して事業展開を行いました。

1. クローバーバス事業

山古志地域住民の生活交通としての機能を担ってきたクローバーバスですが、少子化の影響 で利用者数が減少しております。利用状況等を検証し、利便性の向上およびデマンド運行の検 証などを行い、クローバーバスの新たな運行機能について議論を行いました。

【実績】R2.4.1~R3.3.31 13,444 名(前年比-1,456 名) H20.7.1~累計 384,300名(R3.3.31現在)

2.現地視察・おらたる運営事業

やまこし復興交流館「おらたる」は新型コロナウイルス感染症拡大に伴い令和 2 年 4 月 7 日 ~5 月 6 日まで休館と致しました。休館中には利用者の満足度向上のための検証や山古志地域 の魅力を SNS などで発信しました。また「地域の防災力、個人の防災力」を高めるための、減 災学習プログラムの構築を行い、今後の修学旅行生などの受入ツールとして検証しました。

【実績】 視察案内53団体 1,602名(住民ガイド47件1,527名、語り部6件75名) 他被災地受入 3団体 35名

おらたる来館者数 25,372名 (前年比-13,704名) H25~累計 237,238名(R3.3.31現在)

3.防災体験・学習事業(越後雪かき道場)

越後雪かき道場は、次なるステージへ向けて有償ボランティア派遣事業(YUBO)登録者向け の除雪安全指導という目的で行いました。今後は登録者を増やし、地域の実情に即した実践的 な展開を計画しています。

【実績】 雪かき道場山古志会場(中級)令和2年12月27日(土)参加者7名 YUBO実証実験 令和3年1月22日(金)参加者7名
YUBO実証実験 令和3年2月8日(月)参加者1名

参照:R2年度決算報告書.pdf


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